鬼はここ。
昨日は節分だった。
昼にこどもたちと太巻きをつくった。
夜にはイワシを焼いて、豆まきをした。
このところ心身ともに絶不調で、体はふらふら、心はぐらぐら、ささいなことにイライラしては子どもにガミガミ八つ当たり。そして自己嫌悪になる負のループ。そんな日々が続いてた。
豆まきをしながら思った。わが家の中で鬼がいるとしたら、わたしの中だ。
そこで、思い切って豆の袋を両手でもちあげ、
「いきますっ!鬼は、そとー!!」
と叫びながら、頭から大量の豆をザーッとかぶってみた。
わたしの突然の「豆まき」ならぬ「豆かぶり」に、子どもたち大ウケ。
わたしもやりたい!ぼくもやる!と、ゲラゲラ笑いながら豆かぶりパーティが始まる。
次に、「お母さんは、頭だけじゃなくて、心にも鬼がいるから」と、胸のあたりを叩いて「このへん。よろしく」と頼むと、子どもたちが「オッケー!」と豆をもってスタンバイ。「鬼は、そとー!!」と叫びながら、息子が正面から、娘が背中側から、すんごい楽しそうに、力いっぱい豆を投げつけてくれた。
子どもたちの笑い声と、床に落ちる豆の小気味いい音のなかで、久しぶりにおなかの底から笑ってる自分の声を聞いて、ああ、しあわせだなあと思った。
鬼が出て行ったかはわからない。でも、たのしかった。一日中、めっちゃたのしかった。
怒ってばっかり&八つ当たりしてばっかりのときもあるけど、そんなわたしも許してくれる、おおらかでやさしい子どもたちに、感謝を忘れないで生きたい。
1月は元旦からずーっと仕事が入ってて、いろんな用事といろんな悩みを後回しにして突っ走ってきたから、仕事の切れ目にどっとくるのは、疲れと、悩みと、たまった用事。このところ、仕事と他のこととのバランスが、うまくとれなくなってきてる。
詰め込みすぎて、心が酸欠。だいじなものが、ぺったんこ。あちこち凹んでぼっこぼこ。
しゅっしゅっしゅっしゅっ←空気入れてる
空気を入れて、凹みを直して、まるい心で、出直そう。
1月もじゅうぶん楽しかったけど、もっと楽しい2月になーれ!