10 01
「今年の後半」は7月1日から始まってるけど、1年が終わりに向かっていることを自覚するのは、いつも10月1日のような気がする。
10月1日。
10 01
2進数みたい。
左右対称。
わたしはこの数の並びが好き。
1001 = 7 × 11 × 13 なのも、なんかいい。1001本人は素数じゃないけど、素数たちの隠れ家みたい。
0と1だけの数は、すっきりしていて落ち着く。
カレンダーの日付を見ていると、9月末までは数が入り乱れて「ごちゃごちゃ度」が増し続けてる感じがする。でも、そこから一歩抜け出た10月1日はすっきりしてる。静まる。雑多な感情のなかから大切なものに気づくのはいつも10月のような気がする。
0か1かの世界を抜け出して、と歌ってた『青の住人(すみびと)』を思い出す。ポケビのTERUのソロの歌。知ってる人がどれくらいいるのかわからないけど。
あの歌の歌詞みたいに、はるかな時間をこえる扉があるなら、遠く離れた人に会いに、扉のむこうに行ってみたい。
過去への扉か、未来(来世)への扉か、わたしはどっちをあけるんだろう。