ぬるさの強調
食べ物の温度を強調するとき
熱いものは「あつあつ」
冷たいものは「ひえひえ」
ぬるいものは「ぬるぬる」…には、ならない。
「ぬるい」みたいな、程度の中途半端なものは強調できないのかな。
ぬるぬるのお茶って言われたらアメーバ状のなにかが湯呑みに入ってるとしか思えない。
高2のとき、現国の授業中、先生がある生徒にむかって「お前の態度は極めて中途半端である」って大真面目に注意してて、「中途半端って極められるんだろうか。極まってないから中途半端なんだと思うけど」と真剣に考え始めてしまって授業がぜんぜん頭に入らなかったことがある。
「極めて」をほかの言葉に変えてもよくわからない。「すごく中途半端」「とても中途半端」「ハンパなく中途半端」 どれも変。
「ハンパなく中途半端」とか完全に矛盾してるしなあ。
中途半端ってむずかしい概念だ。