100万回生きたねこ
『100万回生きたねこ』が好き。
こどものときは、よくわからなかった。
絵がこわかった。
大人になって読んだら泣いた。
わたしなりに、心から大切に思える存在をみつけたからだと思う。
何度も生き返ったねこ。でも、最後には死ぬ。
ねこが死ぬことができたのは、自分以上にだれかをあいするきもちを知り、その人生(猫生?)をたしかに生きたから。
いいなあ。わたしも死にたい。(おっと、語弊が)
あのねこがみつけたものを、わたしは、みつけてるのかしら。
わたしは現世で、ちゃんと死ねるかな。
- 作者: 佐野洋子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1977/10/19
- メディア: 単行本
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