あわてんぼうの大師匠
『あわてんぼうのサンタクロース』の3番の
「しかたがないから おどったよ」
という部分が好き。
クリスマス前にやってきて、煙突のぞいて落っこちて、別にそのまま帰ってもよさそうなのに、「しかたがないから」と、「たのしく」ひと踊りしてから帰るサンタが好き。
他人の失敗は笑わず受け止めたいけど、自分の失敗は笑い飛ばせる人間でありたい。
そういう意味で、あわてんぼうのサンタクロースは、わたしのひそかな心の師匠。
失敗の原因を分析したり、そこから学んだり、反省して次に生かすことはもちろん大事。
だけど、失敗そのものにいつまでもとらわれて、心がふさがったり、自信をなくすのは、時間と心の無駄遣いだと思う。
失敗したら、そのときは、落ち込んだり、悲しんだり、はずかしがったり、次をこわがったりしてもいい。でもどこかで切り替えて、「しかたがないから、おどったよ」の精神で、笑って「次」に向かいたい。
笑ってる方が、きっと次、うまくいく。
「しかたがないから、おどったよ」っていうフレーズは、きっといろんな場面で役に立つ。例えば今朝の残念な失敗だって、
「今朝、急いでて、洗面所でコンタクトレンズを流してしまった。
ショックすぎるし、めちゃくちゃ不便。
しかたがないから、おどったよ。」
って書くと、なんか落ち込みかけた気持ちが上向きにシフトして、トータルではプラスマイナス0(平常心)に戻る気がする。
しかし、おどってもコンタクトレンズは返ってこないので、前向きな気持ちで改めて反省。これからはちゃんと止水栓をしめてからコンタクトレンズを洗おう。
サンタさん、わたしにコンタクトレンズをください。2週間レンズで半年分ー!!