めずらしい人生
「ふつうの人生」の難易度が高すぎるので、志望を変更して「めずらしい人生」をめざすことにしました。
かかってこいや、めずらしい出来事!
大学を出たときは、ふつうに就職して、ふつうに結婚して、ふつうに老いていくんだろうと思ってたけど、気づいたら会社員じゃなくなってたし、ほぼ母子家庭だし(別居中)、「ふつうに老いる」というところだけは予定通りだけど、なんか、わたしどうなっていくんだろう。
とくに別居は、「ふつう」からの大きな逸脱だったと思う。でも、暗がりから飛び出したもやしみたいに(伝わるだろうか、この感じ)、いま、光を浴びて、葉を広げて、「自分」を生きてる感じがする。
枯れるぎりぎり手前でおひさまの元に出られてよかった。決断があと少し遅かったら、きっと力尽きて、自分の人生を愛せないまま死んでたと思う。
いまのわたしが好き。だからもう「ふつう」じゃなくてもいいや。わたしらしく生きよう。おひさま浴びて。
ちなみにタイトルの『めずらしい人生』はKANのアルバムのタイトル。小6のとき何回聴いたかわからないくらい聴いた。その後もずっと聴き続けた1枚。ほかのアルバムも持ってるけど、これにはかなわない。
収録曲のなかでは『ときどき雲と話をしよう』がとくに好き。世間的には『永遠』が上なのかもしれないけど。
アルバムタイトルになってる『めずらしい人生』もいい。
わたしのめずらしい人生が、すばらしい人生になりますように。