ウサギノネドコ
土曜日。前から行ってみたかったカフェ「ウサギノネドコ」に行った。
http://www.usaginonedoko.net/kyoto/cafe/
あこがれの鉱物カフェ。
外観は町屋。中に入ると博物館。
外から見ても中から見ても、カフェだということを忘れそうになる。そんなカフェ。
店内には生物の標本や模型がいっぱいあって、一歩ごとに「ツノゼミ!でかい!」「ウニかわいい!」「すごい色!」「なにこれ?!」などなど、興奮しっぱなし。
とくにウニの存在感がすごくて、個性的なウニに囲まれて、ウニの写真集の中に迷い込んだみたいな状態。
「ここまでくると、鉱物カフェじゃなくてウニカフェじゃん!」って思ったけど、お店のHPを後から見たら、お店のスタンスは「鉱物カフェ」ではなく「自然の造形美(鉱物含む)を身近に感じてもらう空間」だったらしい。たしかにそんな感じ。
空間だけでおなかいっぱいになりそうだったけど、お目当ては鉱物っぽいスイーツ。
「鉱物スイーツ・アソート」
見た目は完全に石だけど、スイーツ!どれもおいしかった💛
灰色のやつがレモン風味だったのはギャップが大きくて、視覚と味覚が脳内で混乱した(笑)
「オウサマウニのフロワムース」
本物のウニで型を取ってるらしい。型から取り出すの大変そうだな。
「水晶のパフェ」
写真が下手すぎてわかりにくいけど、上にのってるゼリーが水晶みたいな六角柱になっててかわいい。二酸化ケイ素好き。
下のほうはマンゴーの味がひたすらおいしかった。
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鉱物スイーツを堪能し、おとなりのショップへ。
これまた興奮と感動の鼻血覚悟の空間。ウニの写真集、いつかほしいなあ。
息子はウニのガチャガチャで、いちばんほしかったウニをゲットして満足そうでした。
シラヒゲウニだったかな?
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ウサギノネドコを出て、次はバスで京都大学総合博物館へ移動。
目的は、企画展「地の宝Ⅱ 比企鉱物標本」。
またしても鉱物。
これまた大興奮の、大量の鉱物標本!
きれいに整えられた宝石ではなく、掘り出されたままの姿。自然の中から見つかった石そのもの。こういうのすごく好き。
同じ成分でも色が違ったり、見た目はめっちゃ似てるのに全く別の石だったり。
鉱物の種類によって、つるつるだったり、ざらざらだったり、もこもこだったり。
写真撮影オッケーだったけど、ひたすら石をガン見してたので、写真はなし。撮っとけばよかった!
さわってOKの展示品として置かれていた珪化木(けいかぼく)に、なんかすごく心が惹かれた。これ好きだなあ。
珪化木っていうのは、ざっくり言うと、木の内部のすきまを石英がうめていて、全体が石みたいになった、すべすべの木って感じかな?
石英っていいよね。二酸化ケイ素、好きだなあ(二度目)。
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鉱物を堪能したあとは、ぽてぽて歩いて家に帰り、夕方からはだらだら酒盛り。
わが子&10歳下の女子二人とともに。
この女子二人がいかにふしぎな人々であるかも、どこかで書きたい。
石と女子に囲まれた、めっちゃしあわせな土曜日でした💎