ときめきの対象
<最近知って、びっくりしたこと>
・pHにはマイナスもある
1~13しかないと思ってた。pHは、値が小さいほど酸性が強いってことなんだけど、1とか2でも「うおお、強い!強いぞ!」って感じなのに、マイナスって激しい!かっこいい!なんか興奮する。
ハメットの酸度関数ってやつも初めて知った。
・細胞膜は細胞質の一部
細胞質って、細胞膜に包まれた中身の部分(核を除く)だと思ってた。だけど、包んでる膜も含めて細胞質なのね。へー。へー。
生物を専門としていながら、こんな教科書の1ページ目に書いてありそうな(書いてありそうで書いてない)ことを知らずにここまで生きてきたことが衝撃だった。完全なる盲点。
まあ、知らなくても困ったことはなかったから、別にいいけど。
・「アルツハイマー」は博士の名前
川崎病の「川崎」も、地名ではなく人物名。
ダウン症の「ダウン」も、up-downのdownではなく人物名。
アルツハイマー病の「アルツハイマー」も人物名。
名誉なことなんだろうけど、疾患の名前(ポジティブなワードとして使う人は少なそう)として自分の名前が後の世に残るって、どんな気分なんだろう。わたしだったら、あんまりうれしくないかも。まあわたしはなにも残さないから心配ないか(笑)
<最近見つけたもの>
・アミガサタケ
娘が見つけた。下鴨神社にあった。本物、初めて見た💛
ちなみに中は空洞になってて、この空洞にご飯をつめて煮込んだら、いかめしみたいなのができるらしい。↓
やってみたくはない。
・ホコリタケ
息子が見つけた。これも下鴨神社。
ビジュアル的には地味で、そのままではぜんぜんときめかないけど、かさの部分を指で押すと胞子が噴き出しておもしろかった。黄色いモクモクに大興奮。
<単純にうれしかったこと>
・においを頼りに歩いて行ったら沈丁花の花があった
沈丁花のかおり。春のにおい。だいすき。わたしにとって、キンモクセイと沈丁花は、かおりで季節を教えてくれる花。このかおりに気づいて立ち止まれる間は、わたしはわたしを見失ってないと思う。なんとなく。
発見と、興奮と、うれしいことと、小さなときめきの多い1週間だった。
ちなみに一番興奮したのは、アミガサタケの断面の、いかめし空間を確認した瞬間💛
忙しい毎日だけど、驚いたり、感動したり、観察したり、よろこんだりする瞬間を、なくさないで過ごしたい。